マネックスがコインチェックの株式を35億円で購入し、完全子会社化へ

マネックスグループがコインチェックの全株式を35億円で購入し、完全子会社化へ

インターネット証券大手マネックスグループは、本日6日、国内仮想通貨交換業者「コインチェック」の買収を正式に発表した。

参考:「株式取得によるコインチェック株式会社の完全子会社化に関するお知らせ

マネックスグループは、36億円でコインチェックの全株式を取得。

コインチェックの新社長にはマネックスグループの取締役常務執行役である勝屋敏彦が就任し、コインチェックの現社長の和田晃一良氏と取締役の大塚雄介氏の2人は執行役員となる。

そのことについて本日6日の16時から、コインチェックとマネックスグループが合同で記者会見を開くという。

コインチェックは1月、仮想通貨NEMハッキング事件を受けて大きな損を被害を受け話題に。

そんなコインチェック買収の影響か、マネックスの株価が先日より20%近く上昇している。

コインチェックの公式ホームページでは、今後の取り組みとして、

「業務改善命令を厳粛かつ真摯に受け止め、深く反省するとともに、新体制の下、マネックスグループがオンライン証券業界でこれまで培ってきた経営管理やシステムリスク管理などのノウハウを最大限に生かし、顧客保護を徹底した経営戦略の見直し等を進めて参ります。」

このように発言した。

また金融庁は買収後、顧客の安全性を第一に経営体制や経営計画などをチェックし、仮想通貨交換業者としての登録を判断するという。

ここまでの内容と考察

仮想通貨ニュース.comでもコインチェックのハッキング事件からニュースを追い続けてきましたが、これでコインチェックもひとまず落ち着くことが予想されます。

コインチェックは非常に使い安い取引所として定評がある取引所なので、マネックスに買収されセキュリティ面での課題が改善されたらユーザーは戻るでしょう!

海外メディアも仮想通貨の価格が上がる要因としてコインチェックをマネックスが買収したとして注目するなど、今回のニュースへの関心は高いです。

今後規制や税率なども変わってくると思うので、市場の動向に注目しましょう!

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